肘の外側には、上腕骨外側上顆という骨が突起した部分があります。その周辺を中心として痛みがでる肘のスポーツ障害のことを、『テニス肘(上腕骨外側上顆炎)』と呼んでいます。
肘の外側部は、テニスのバックハンドで打つ際によく負担がかかりやすいため、『テニス肘』という症状名がついていますが、PCのタイピング作業が多い学生さん、筆圧が強い学生さんなど、誰にでも起こり得る症状の1つです。
このページではテニス肘でお悩みの学生さんに向けて、『テニス肘(上腕骨外側上顆炎)』について、わかりやすく解説させていただきます。
(原因1)筋肉の問題
肘の外側にある骨の突起(上腕骨外側上顆)には、肘を伸ばす時に使う筋肉(伸筋群)や、グリップ(手を握る)動作で使う筋肉などが、たくさん付着しています。その中でも『短撓側手根伸筋』という筋肉のトラブルがテニス肘において、もっとも関与するということが医学的にわかっています。
(原因2)関節の問題
上腕(上腕骨)と前腕(尺骨&橈骨)が連結している部分のことを肘関節と呼びます。
肘関節における正常な関節運動のメカニズムは、肘を伸ばす際に尺骨は上腕骨に対して、ごくわずかな回内(内側に捻じれる動き)がおこります。また橈骨は尺骨に対して、わずかな下制の運動がおこります。
これらの正常な関節運動のメカニズムが崩れてしまった(悪い癖や、間違った使い方を反復した)場合、肘関節にズレが生じてしまい、痛みや可動域の減少が起こります。
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上記に挙げたような、筋肉や肘関節をよく使うこと(日常生活における反復動作、使いすぎ、スポーツによるオーバーワークなど)によって、テニス肘の症状が起こってしまいます。
また、年齢が40代以上のテニス肘の場合は、『筋肉の腱の部分』に変性が伴ってしまうケースもありますので、学生の若いうちからケアしておくことが大切です。
◆テニスやバドミントンをしている
◆筆圧やPC作業のタイピングが強い
◆雑巾を絞るなど腕を捻じる動作が多い
◆重い物を運ぶようなバイトをしている
◆打楽器やドラムなどを演奏している
◆何かを力強く握るという動作が多い
これらの反復動作によりテニス肘になってしまうケースが多いです!
■お悩み:肘~手首の痛み
■高校3年生
(ご感想)
●施術を受けてみて
どう変わられましたか?
身体の状態だけでなく、普段の生活や今までやって来た事など、問診というよりは楽しくお話しするような雰囲気で、とてもリラックスして診ていただきました。
実際に治療していただく時には、どこがどんな風になっているのか?本を取り出して見せて下さりとても分かり易かったです。
自分で出来るストレッチ法も教えていただき、日常でも姿勢や体の使い方に気をつけていこうと思います。(自分の身体の仕組みが知れてとても勉強になります!^ ^)
●ご来院をお考えの方に一言
技術的なことはもちろんですが、自然に引き出してもらえるくらい会話が楽しく、身体だけでなくて精神面でも楽になりました!
先生のあたたかいお人柄が、多くの人に人気がある理由なんだと感じました。
※個人の感想で成果を保証するものではなく、個人差があります。
■ テニス肘の鑑別で最も多く使用される
整形外科的検査(中指伸展テスト)を
用いてテニス肘の検査をおこないます
■ テニス肘の原因となる短橈側手根伸筋の
筋硬縮・筋膜の癒着を除去します
■ 肘関節に関与する尺骨や橈骨などの
関節運動を正常な状態に調整します
■ 肘関節のズレや捻じれに影響している
筋膜や軟部組織への調整を行います
テニス肘でお悩みの方はぜひご相談ください!
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サンナチュレ カイロプラクティック 京都御所
◆地下鉄『丸太町駅』2番出口より徒歩3分
◆市バス『府庁前』停留所すぐ
◆自転車の駐輪場あり
※大学生の方は『大学別の交通アクセス』のページもご覧ください
【住所】
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