『反り腰』はバレエやシンクロ、新体操など、腰を反らす動作が多いスポーツをされてる学生さんや、ヒールの高い靴を履くことが多い女子学生さん、飲食業や販売業などの立ち仕事のアルバイトをされている学生さんによくみられるお悩みです。
また、私の経験則では男性よりも女性に起こりやすい症状で、骨盤および腰部のポジション、足の筋肉(前側と後面)のバランスの悪さが原因となっていることが多いです。
このページでは『反り腰』をテーマとして、、
◆どういう状態が反り腰と呼ぶのか?
◆なぜ反り腰で腰痛は起こるのか?
◆反り腰に対する当院のアプローチ
これらについて詳しく解説させていただきます。反り腰でお悩みの学生さんはぜひご覧ください。
背骨は、S字カーブと呼ばれる生理的弯曲を描いている状態が正常とされています。頸椎(首の部分)は前弯カーブ、胸椎(背中の部分)は後弯カーブ、腰椎(腰の部分)は前弯カーブというように、背骨はS字のように前や後ろへ交互の弯曲を描きます。
そのような正常な生理的弯曲に比べ、腰椎が過剰に前弯カーブを描いてしまっている状態のことを『反り腰』と呼んでいます。
ヒトの腰の部分は、5つの腰椎が関節で繋がり合って形成されています。腰椎の前弯が強くなると、椎間(関節のスペース)が狭くなってしまい、将来的に腰痛がでる場合もあります。このような状態を医学的には腰部椎間関節症と呼んでいます。
また、身体のバイオメカニクス(関節運動学的)に解説すると、『反り腰』になることによって、骨盤の前傾が強くなったり、猫背になったり、O脚になったりと、代償的(二次的)に他の部位へのゆがみも併発してしまいます。
そして、反り腰の学生さんに見られる特徴的なものとしては、太ももの前側が異常に発達しているケースが多いです。太ももの前側の筋肉は骨盤の前面に付着しますので、前ももの異常な発達により、骨盤を前方に引っ張ってしまい、骨盤の前傾が更に強くなってしまいます。
それらのことによって、腰部だけではなく、背中や骨盤の周辺、そけい部、下肢など。広範囲に関連痛が出るケースや、場合によっては太腿へのシビレを伴うこともあります。
それでは、あなたの腰部は【反り腰の状態】になっているのかどうか、かんたんにできるセルフチェックの方法をお伝えしますので、今すぐやってみてください。
◆立位でのチェック
立った状態で身体の背面を壁につけて、もたれてみましょう。かかと、お尻、背中、頭(後頭部)を壁につけてください。この時に、壁と腰との間が手のひら一枚分くらいが入る(開いている)なら正常な状態です。もし、手のこぶし一個分くらい入ってしまうなら間違いなく『反り腰』と言えます。
◆仰向けでのチェック
上記の立位でのチェックと同様に、今度は仰向け(上向き)で寝てみましょう。腰と床とのスペースが開き過ぎていませんか?この場合も拳が入ってしまうようなら、『反り腰』の状態と言えるでしょう。
◆痛みが軽減する動作
もし腰痛もあるようでしたら、痛みが軽減する(楽になる)動作を見つけてみましょう。『反り腰による腰痛』の場合は、腰を反らすと痛みが増悪し、腰を曲げると軽減します。
◆筋肉のチェック
太ももを触った場合、内側の内転筋や、後面の筋肉(ハムストリングス)らと比べて、前側の筋肉(大腿四頭筋)が異常に発達している。もしくは、とても硬い感じがすれば、それらは骨盤を前傾位にさせる筋肉となりますので、『反り腰』になってしまっているケースが多いです。
■ 正常な位置に骨盤を矯正します
■ 問題のある腰椎の関節を見つけ、
椎間にスペースをつくります
■ 反り腰によって代償する背中や
下肢などの状態も見ていきます
■ 腰部を過剰に前弯させる筋肉や、
弱化している筋肉を調整します
反り腰を改善したい方はぜひご相談ください!
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サンナチュレ カイロプラクティック 京都御所
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