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インピンジメント症候群


京都の整体

サンナチュレ カイロプラクティック 京都御所

 

腕を上げていくと肩につまり感がでる。という症状でお悩みの学生さんに、このページでは『肩がつまる』原因や肩関節の運動メカニズムについて解説させていただきます。

 

関節にズレや捻じれなどが起こっている場合、本来カラダが持っている正常な関節運動ができなくなります。このようなケースでは関節を動かす際に、骨と骨が上手くかみ合わず、衝突して(ぶつかって)しまうのです。

 

このような、関節面において骨と骨が衝突してしまうことをインピンジメントと言います。また、骨の衝突によって関節の可動域が悪くなっている状態を、医学的にはインピンジメント症候群と呼ばれています。

 

 


肩関節の構造は?


 

『肩』と一言でいっても、正確には4つの関節で肩は形成されています。では、それらの関節に何らかの問題が起こってしまった場合、肩を上げていく際にどのような骨が衝突して(ぶつかって)しまうのか?

 

それらのバイオメカニクス(関節運動学)をわかりやすく解説していきます。

 

 

肩甲上腕関節

 

 この関節は肩甲骨と上腕骨で形成される関節です。腕を上げていく際、それぞれの骨は1:2の割合で関節運動(肩甲上腕リズム)を行うのが正常ですが、何らかの原因でその割合が異常になった際にインピンジメント(衝突・ぶつかり)がおこります。

 

 

胸鎖関節

 

  この関節は胸骨と鎖骨で形成され、肩を上げていく際の初期(90度以下の段階)に、この関節は主に働きます。その時、鎖骨は上方に滑り運動をするのが正常ですが、この運動ができなくなるとインピンジメントがおこります。

 

 

肩鎖関節

 

  この関節は肩甲骨と鎖骨で形成されます。肩を上げていく際の90度以上(特に最終域の段階)に最も働く関節です。その時、鎖骨は後方回旋の動きを伴うのが正常ですが、何かしらの問題がある場合にインピンジメントがおこります。

 

 

肩甲胸郭関節

 

 この関節は肩甲骨と肋骨で形成される関節です。肩が前側に入って(巻き肩になって)いる学生さんなどによく見られるような、翼状肩甲骨(肩甲骨の内側が浮き上がる状態)になると、関節運動のバランスが異常となり、動きが不安定になります。

 

  


肩のインピンジメント症候群になりやすい学生さんは?


 

◆猫背で肩が前に巻き込んでいる

 

◆肩を上げると関節に詰まり感が出る

 

◆肩の可動域が昔と比べて悪くなった

 

◆床に手を着くと肩に痛みが出る 

 

◆バレーやテニスのサーブ時に痛む

  

これらは肩のインピンジメントになっているケースが多いです!

 

  


肩のつまり感への施術


 

■ どの領域で肩のつまり感や痛みが

  でるのか?を詳しくチェックします

 

■ 肩を形成している4つの関節の中から

  問題のある部位を特定します

 

■ 各関節において正常な関節運動が

  取り戻せるよう体に覚えさせます

 

■ 関節のズレや捻じれに影響している

  筋肉や関節包なども調整します 

 

  

肩のつまり感でお悩みの学生さん、ぜひご相談ください! 


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